仕事内容のご紹介
電力送電設備工事(鉄塔建設工事・修繕工事・保守点検作業)を請け負っています。社会インフラの最重要設備である送電線路を維持し、首都圏をはじめとした皆様の快適な暮らしを常時守っています。また、自分達の携わった送電線路が各所にあり、地図にも残る仕事なので大変なやりがいと誇りを持てる職業です。
送電線工事の流れ
日本の架空(そら)をくもの巣のごとく張り巡らされている送電線。電気というエネルギーは、発電所で生まれてからとても長い道のりを経て、皆さんの会社やご家庭に届けられております。当社は「架空送電線工事」という、いわば電気の専用道路を地上100mの世界から現代社会に提供する社会的インフラの供給者です。
現代社会にとって不可欠なライフラインである電気。その重要なインフラの構築・維持を通して社会的貢献に寄与する役割を我々大伸電気工業株式会社は担っております。
仮設工事
工事現場は山地、平地(田、畑など)、市街地と多様で大型機械や重機を使うため、その運搬手段を現場条件に合わせて計画します。山地ではヘリコプター、索道(スキーのリフトに似た設備)、モノレールなどを設置、また平地では頑丈な鉄板を敷いた仮設道路などを作ります。
基礎工事
どんな気象条件下でも絶対に倒れない設計のもとに強固な基礎体を地盤にしっかり根付かせます。軟弱地盤の場合は鉄塔の高さに匹敵する程の杭を何本も地下に打ち込みます。
鉄塔組立工事
大型地震や大型台風でも倒れないよう設計されており、時代と共に機械化されたとはいえ100mクラスの鉄塔でもまだ人力に負うところが多い仕事です。
完成
送電線の平均寿命は50〜60年と言われています。工事完成後、全ての検査に合格証書を貰って電気が流れ始めた時、自分達の手で作り上げた生まれ立ての送電線という命の息吹が聞こえるようで感動を覚えます。自分が社会に貢献しているという誇りを持つ瞬間でもあります。